店舗名 | かんてい局つくば店 |
ブランド名 | カミュ(CAMUS) |
商品名 |
トラディション |
買取金額 |
65,000円 |
更新日時 | 2020年6月19日 |
カミュ トラディションの買取について
今回は、カミュのブランデートラディションについてお話させていただきます。
そもそも、ブランデーがどのようなお酒と言いますと、果実酒を蒸留して作られるお酒のことです。言葉の語源も、オランダ語で「焼いたワイン」という意味の「brandewijin」に由来しているそうです。
アルコール度数が40~50度数と高く、色は琥珀色をしており、果実由来の芳醇な香りが特徴です。
また、ブランデーには世界三大ブランデーと言われるコニャック、アルマニャック、カルヴァバトスという高級ブランデーがございます。
このうち、コニャックとアルマニャックの二つは、フランスにおける原産地呼称を保護するためのアペラシオン・ドリジール・コントロレの認証を受けています。
1909年以降名称の使用が厳しく制限されており、たとえフランス産のブランデーであっても認証を受けていないブランデーはコニャックやアルマニャックと名乗る事が出来ず、フレンチブランデーと呼称されます。
この中でカミュは、五大コニャックの一つとして非常に有名なブランドです。では、カミュはどのような歴史をたどってきたのでしょうか。
カミュ トラディションの特徴
上記でもお書き致しましたが、カミュは世界3大ブランデーの一つであるコニャックを作り続けているブランドで、その歴史は1863年までさかのぼります。
最初はブランデーを作っては細々と売るような小さな経営で、なかなか思うように売れずに一時期経営難になってしまいました。
しかし、カミュはそこからあきらめずに家族一丸で経営を続け、今現在では世界最大規模の家族経営のブランデーブランドになりました。
今では5代目の方が経営を行っています。また、世界中のほとんどの国の国際空港や航空路線で販売されており、広い販路もカミュの特徴となっています。
ブランデーとしてのカミュの特徴は、「ネゴシアン」(他所から原酒そのものを買い付けてきてブレンドを行ったり、独自に熟成させて自社ブランドとして販売を行う生産者)でありながら、多くの自社の畑を所有しており、自分の畑で一から栽培、醸造、蒸留、熟成した原酒をたくさん使用しているところにあります。
カミュはコニャック地方において、ボルドリに180ヘクタールもの畑を有しております。
ボルドリの畑の土は粘土質の石灰層で構成されており、この畑でできるブドウは多量のミネラルを吸い込んでいるので、ブランデーに醸造したときに芳醇な香りと優しい味わいがいたします。この畑から生まれた原酒と他から仕入れてきた原酒を組み合わせてカミュならではの味を生み出しているのです。
今回のカミュ トラディションは、トラディション即ち「伝統」という意味の言葉の通り、カミュが代々受け継いできた上質な最古のブランデーをブランドして作られている逸品です。更にボトルもクリスタルグラスで非常に有名なバカラ社製の特製品を使用しております。
例え飲み終わったとしても、ボトルが一つの調度品にもなっているため、お部屋に飾っておくことも可能となっております。
もちろんブランデーは開けなければ20~30年以上保管する事が出来ますので、そのまま飾っていただいても大丈夫です。
査定のポイント
今回のカミュ トラディションに限らずすべてのお酒の買取に言えることですが、まず大前提としては、未開封であることが大事です。
仮に非常にいいお酒であったとしても、空いてしまっている場合は空瓶のお値段しかつける事が出来ません。
開けたことによりお酒が外気に触れると、それがわずかであったとしてもお酒の本来の風味を大きく損ないかねません。
また、万が一の可能性として中身の入れ替えをされている場合も考えられますので、資産としてお考えであれば開封をしないよう、ふたの周りのフィルム等を破いたりしないようにすることをおすすめいたします。
また、箱等の付属品があるのであれば是非お持ちください。箱があるかないかだけでも査定金額に大きく響く場合もございます。
高いお酒であればあるほど贈答品としてご購入される場合が多いので、箱をお持ちであれば忘れずに持ってきていただくようにしてください。
スタッフから最後に